水原伝統文化館(수원전통문화관)
- 電話番号 :
水原(スウォン)市と水原文化財団が運営する水原伝統文化館は2015年にオープンしました。水原伝統文化館は伝統食生活体験館と礼節教育館の2棟を統合運営しており、伝統食生活体験館は伝統料理・宮廷料理・食文化教育をテーマにプログラムを構成し教育・体験・研究プログラムと展示に至るまで、健全な食生活文化づくりのための教育空間として構成されています。礼節教育館は正祖大王の愛民精神、実学思想、「孝」をテーマに茶礼・礼節・閨房工芸・青少年人格教育といった伝統マナー教育と体験、出講プログラムを運営しています。伝統食生活体験館では薬菓づくり・キムジャン文化体験・感謝のケーキづくり・伝統餅菓づくりなどのワンデークラスが設けられており、韓国の伝統料理を作る体験ができます。礼節教育館では生活礼節教育・子どもの日伝統体験・成人儀礼などの教育と体験プログラムが用意されています。水原長安門の近くに位置し、周辺には華城行宮、水原華城、ヘンニダンギルなど見どころが豊富です。
- アドレス : キョンギ道スウォン市パルダル区チャンアン洞
※ 紹介情報
- 収容人員 :
- 体験可能年齢 : 小学4年生以上
- お問い合わせ及びご案内
+82-31-247-3762、+82-31-247-5612
- 開場日 :
- 駐車施設 : あり
- 休みの日 : 月曜日
- 利用時期 :
- 利用時間
9:00~18:00
- Facility Utilization Fees : 無料(体験プログラム別途)
◎ 周辺観光情報
⊙ 長安門(장안문)
- ホームページ : http://www.suwon.go.kr/web/visitsuwon/index.do
http://www.swcf.or.kr
- 電話番号 :
長安門(チャンアンムン)は、水原華城(スウォンファソン)の北門であるとともに城郭の正門に当る門でもあります。名称の長安は首都という意味で、また別のソウルであることを包含した意味となっています。
長安門が正門であるというのには理由があり、その昔、王が首都・漢陽(ハニャン=現在のソウル)から水原に入城する際、この門を通っていたことに由来します。ソウルにある崇礼門(スンネムン=通称「南大門」)より規模が大きいのも特徴となっています。
⊙ 東北空心墩(동북공심돈)
- ホームページ : 水原市文化観光 http://www.suwon.go.kr/sw-www/deptHome/dep_tour.jsp(韓国語)
- 電話番号 :
京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)八達区(パルダルグ)梅香洞(メヒャンドン)にある蒼龍門(チャンニョンムン)のそばに建つ東北空心墩(トンブクコンシムドン)は、非常時に備え城郭周囲の敵の動きを監視するため造られた望楼で、水原華城の城郭で最初に登場した楼閣です。
1796(正祖20)年、高さ5.42m、周囲38mの規模で完成した東北空心墩でしたが、韓国戦争(1950~1953年・休戦)中に完全に破壊され、1975年になりようやく復元されました。
水原華城には東北空心墩以外にも西北空心墩、南空心墩という楼閣もあります。東北空心墩は軍事的な要衝地であるばかりでなく、水原華城にある建築物のうち、唯一円形をしており、希少価値が高いものとなっています。
巨大な丸い円の形で、内部には韓国語でソラ、日本語で言えばサザエの殻のような形となった螺旋状の煉瓦造りの階段があり最上部まで上がることができます。その形から別名・ソラ閣とも言われています。
最上階まで上がると水原華城全体が大変よく眺められます。
⊙ ヨンポカルビ (연포갈비)
- ホームページ :
- 電話番号 :
かつての銭湯や旅館だった場所を飲食店に改装しており、今でも銭湯の名残で煙突が残っている。比較的リーズナブルな価格でスウォン(水原)王カルビを味わうことができ、平日ランチの時間だけ販売されるカルビタンは、数量が限られているため、早めに行かないとすぐに売り切れてしまう。
⊙ 水原華城[ユネスコ世界遺産](수원 화성 [유네스코 세계유산])
- ホームページ : http://www.swcf.or.kr
- 電話番号 :
「水原華城(スウォンファソン)」は、朝鮮第22代王・正祖が父・思悼世子に対する孝心と経済力を備えた新都市を建設しようと計画し、1794年~1796年にかけて造られました。城壁の全長は5.7キロメートルで城壁の上には、体を隠して敵を監視・攻撃できるよう、いくつもの銃穴が空けられた女墻(胸壁)があります。また、東西南北四方向に城門(蒼龍門(東)・華西門(西)・八達門(南)・長安門(北))を設けるなど、他の城には見られない軍事施設を備えています。城内には小川が流れており、小川と城壁が交差する所に水門が設置されています。水門は7連のアーチ橋で構成され、その上には華虹門という楼閣があります。華城は実学者と呼ばれる柳馨遠(1622~1673)と丁若鏞(1762~1836)の意見を参考にし設計されたもので、韓国の城郭の中でも科学的に最も優れているとの評価を受けています。特に城郭の築城に石材と煉瓦を併用したことと、矢と槍を防御しつつ銃砲を撃つことができる構造は大変優れたものとされています。
これまで長い年月の間に城郭がかなり損傷を受け、韓国戦争(朝鮮戦争)の動乱により多くの施設が破損してしまったため1975年から補修・修復がなされ現在に至ります。また、水原華城は1963年1月に史跡に指定され、1997年12月には昌徳宮とともにユネスコ世界遺産に登録されています。
⊙ 華虹門(화홍문)
- ホームページ : https://www.suwon.go.kr/
http://www.swcf.or.kr
- 電話番号 :
華城(ファソン)には水原川(スウォンチョン)が北から南へと横切るように流れており、城郭と川が交わる場所には水門が設置されています。城郭北側には北水門、南側には南水門が設けられています。北水門を華虹門(ファホンムン)といい、7つの虹のような形をしたアーチ型の水門があります。この水門の大きさはそれぞれ異なり、中央の水門は左右の水門に比べ広めに造られ、降雨時、川を流れる水量を効果的に調整する役割を果たしています。また、東側の小高い丘には華やかな建築美を誇る訪花隨柳亭(パンファスリュジョン)があります。
◎ 韓流の魅力に触れる旅の情報 – ドラマ『ソンジェ背負って走れ』
華虹門は水門を照らすライトと遊歩道が素敵で、夜景スポットとして有名です。ソンジェがソルに告白した華虹門の前にある橋は、今もドラマのファンが訪れて写真を撮るほど人気のフォトスポットです
⊙ 水原華城文化祭り(수원화성문화제)
- ホームページ : https://www.swcf.or.kr/hlfl/
- 電話番号 : +82-31-228-3920/ +82-31-228-1010~4(水原文化財団)
ユネスコ世界遺産の水原華城(スウォン・ファソン)では、毎年水原華城文化祭が開かれます。代表的なイベントは「正祖(チョンジョ)大王陵行幸」で、水原華城を築造した正祖大王が父親の思悼世子の陵墓へお墓参りに行く行列を再現したものです。朝鮮時代の衣装を着た約4千人が総延長59kmに及ぶ距離を練り歩く壮観な光景を見物できます。正祖大王の母親、恵慶宮洪氏の還暦の宴である進饌宴に供された宮廷料理を体験できる「正祖の茶小盤果」プログラムは、外国人観光客にも非常に人気のあるグルメプログラムで、そのほかにも築城体験、ナイトツアーなど水原華城と連携した体験やツアープログラムのみならず、再現イベントや公演も多岐にわたって行われます。
水原華城
朝鮮時代に正祖大王が築造した計画都市。水原華城は、当時の技術を結集して建てられた韓国城郭文化の白眉といわれています。
代表イベント・体験
正祖大王陵行幸の共同再現
「慈宮駕轎」公演
「水原ファンタジー – 上下同楽」
⊙ 行宮洞壁画村(행궁동 벽화마을)
- ホームページ : https://www.suwon.go.kr/
- 電話番号 :
水原(スウォン)・行宮洞(ヘングンドン)は、水原華城(スウォンファソン)一帯の長安洞、新豊洞など12洞をまとめて呼ぶ名称。約220年前に華城が築城された時からほんの数十年前まで水原で最も栄えて賑やかでしたが、水原華城がユネスコ世界遺産に指定されると厳格な開発規制下に置かれ、現在は時間が止まっているかのようです。そんな行宮洞に住民と市民団体、芸術家たちが協力し合いながら壁画を描いて壁画村が完成。今では水原華城に劣らず多くの人が訪れる観光スポットとなり、路地に活気を取り戻しました。行宮洞の路地は壁画村や工房通り、水原チキン屋通り、池洞市場など特色に応じたエリアがつながっており、壁画村は「幸あれ道」「愛してる道」「目で行く道」「最初の朝の道」「ロマンスの道」「後ろに行く道」というテーマに沿って6本の路地に分かれています。壁画の前にはフォトスポットが設けられており、壁画だけでなくあちこちの壁や屋根、塀が様々なオブジェや絵で飾られています。きれいな工房やカフェが多いので、楽しく見て回ることができます。
◎ 韓流の魅力に触れる旅の情報 - ドラマ『ソンジェ背負って走れ』
行宮洞壁画村は、ソルとソンジェの通学路として登場しました。ソルの壁ドンにソンジェが戸惑うシーンもここで撮影されました。壁画が描かれた低い石垣に沿って歩いていると、仲良く学校に行っていたソルソンカップルの姿が目に浮かびます。
⊙ ヘンニダンギル(행리단길)
- ホームページ :
- 電話番号 :
ここの地名である行宮洞(ヘングンドン)と経理団通り(キョンニダンギル)の合成語で、水原華城(スウォンファソン)の華虹門(ファホンムン)から華西(ファソ)公園に至る約600メートルの通りを指します。伝統と現代が調和したトレンディな場所で、個性あふれるグルメ店やユニークなカフェ、セレクトショップ、展示場などが開店するようになり、水原を代表するスポットとして定着しています。
⊙ 訪花随柳亭(東北角楼)(방화수류정(동북각루))
- ホームページ : https://www.suwon.go.kr/web/visitsuwon/index.do
- 電話番号 :
水原城(スウォンソン)の華虹門(ファホンムン)の東側に隣接する高い崖上にある訪花随柳亭(パンファスリュジョン)は、1794(正祖18)年に水原城郭が築城される際建てられた楼閣のひとつです。正式には東北角楼(トンブッカンヌ)とう名称ですが「花を求めて柳を辿り逍遥する」という名にふさわしく、景観が素晴らしい楼閣で、それ故に訪花随柳亭という堂号が付けられたといいます。
洪水により被害を被った時期もありましたが、1848年再建にこぎつけ、以降、水原城復元事業の一環として大々的に修理を行いました。
2011年、宝物に指定された訪花随柳亭は独特な平面と屋根の形をした建造物で、見る角度により様々な姿を見せ、水原華城でもっとも独創的な建造物として高く評価されています。朝鮮時代の第22代の王・正祖(チョンジョ)が華城行幸の際にしばし休息を取ったというこの亭子からは、東の方角に錬武台(ヨンムデ)や空心墩(コンシムドン)、西の方角に長安門(チャンアンムン)や八達山(パルダルサン)が一望できます。

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