務安 回山白蓮池(무안회산백련지)
- ホームページ : http://tour.muan.go.kr/lotus(韓国語)
- 電話番号 : +82-61-283-1325
東洋最大の白蓮自生地、務安回山白蓮池 務安(ムアン)回山(フェサン)白蓮池(ペンニョンチ)は全羅南道(チョルラナムド)務安郡(ムアングン)一老邑(イルロウプ)伏龍里(プギョンニ)にあります。
総面積およそ33万平方メートルに達する回山白蓮池は東洋最大の白蓮自生地として有名です。日帝強占期に農業用水確保のため近隣の住民が血と汗を流し築造したといわれています。しかし現在では栄山江(ヨンサンガン)総合開発計画により農業用水を他の場所から確保できるようになり、白蓮池は本来の農業用水供給の目的としては使われなくなりました。
ありふれた池に過ぎなかったこの池ですが、いまや韓国一の白蓮自生地になったのには故チョン・スドン氏の功績が大きかったと言われています。チョン・スドン氏は韓国戦争直後の1955年の夏のある日、子どもたちが見つけた蓮の根12株をこの貯水池の隅に植えました。その前日の晩、偶然、夢の中で空から12羽の鶴が貯水池に舞い降りる光景を見たことを思い出し同じ12が取り持つ数奇な縁があるのではないかと思い、それからというもの熱心に心血注いで白蓮の世話をしたといいます。小さなひとりの偉大な力がこの韓国一の生態公園を誕生させたのです。
白蓮地への旅は8月がおすすめ 務安回山白蓮池の白蓮の花は毎年7月から9月まで咲き誇ります。白蓮の花が満開となる8月には1997年から続く蓮花祭りが毎年開催されています。
蓮花祭りの会場へ向う道のそばにはおよそ9,000平方メートルの広さの水生植物自然学習場もあります。ここには赤い花が印象的な紅蓮をはじめ、オニバス(鬼蓮)、ネムロコウホネ(根室河骨)、スイレン(睡蓮)、 ガガブタ、アサザ、ジュンサイ、ミズアオイ、ミズヒナゲシ、ボタンウキクサなど韓国に自生するさまざまな水生植物を観察できます。また最近では絶滅危惧種の植物であるオニバスが群生していることも明らかになりました。
仏教徒が蓮の花を大切に思う訳 蓮の花の原産はインドです。韓国にはどのような経路で流入したのかは定かではありませんが、韓国では昔から栽培されてきました。
しかし韓国の蓮の花の大部分は真っ赤な花をつける紅蓮で、白蓮はあまり見かけることはありません。ましてや務安回山白蓮地のように水面一面に白蓮で覆われる池は他ではなかなかお目にかかれません。
蓮の花は淀んだ泥水の池でも華麗で香り漂う花をつけます。仏教では蓮の花のこのような姿が仏教の教えの根本であるとして仏教を象徴する花となっています。蓮の花を曼陀羅花と呼ぶのもここに訳があるのです。
- アドレス : 全羅南道 務安郡 一老邑 白蓮路 333
※ 紹介情報 - 収容人員 : - 体験可能年齢 : - お問い合わせ及びご案内 +82-61-283-1325
- 開場日 : - 駐車施設 : あり
- 休みの日 : [蓮の花開花時期] 無休
[それ以外の時期] 月曜日・祝祭日
- 利用時期 : - 利用時間 9:00~18:00(蓮の花の開花時期:7月 初旬頃から 9월下旬頃まで)
- Admission Fees : 水遊び場利用料金 大人7,000ウォン、青少年・子ども6,000ウォン、高齢者・乳児5,000ウォン
満3歳未満は無料
※キャンプ使用料はホームページ参照
















◎ 周辺観光情報
⊙ 務安蓮祭り(무안연꽃축제)
- ホームページ : http://www.xn--js0bl0uf6hhtaj8ff5l.com/ - 電話番号 : +82-61-450-5472
務安郡が主催する「務安蓮祭り(ムアンヨンコッチュッチェ)」は、全羅南道の代表的な夏の祭りで、蓮祭りとしては韓国最大規模を誇ります。1997年に始まり、毎年夏になると一老邑の回山白蓮池一帯で開催されています。東洋最大級の10万坪の敷地に緑色の蓮の葉が広がり、葉の隙間からは白い花のつぼみが見え隠れします。各種イベントも満載で、家族連れや若者のお出かけスポットとして人気を集めています。

この作品は韓国観光公社によって 21 年間作成され、最初のタイプの公共ヌリとしてオープンしました。韓国観光公社(https://kto.visitkorea.or.kr/jpn.kto)から無料でダウンロードできます。